今日と明日は
フランス料理特別授業@付属専門学校。
フランスの提携してる学校から先生がいらっしゃる。
専門学校の夜間部の子(短大の子もダブルスクールで通ってたりもする)は授業の一環として、それから地域の人たちへのパフォーマンスとして、料理のデモがある。
うさぎの筒飾りマッシュルーム添え
スズキのソテー野菜のマリネ添え
専門学校の昼間部の子と短大の子は後ろでオブザーバー参加が可能。で、みてきました。
すずきはともかく、うさぎは入手困難ではないかと?
横浜中華街とかに行くと、鶏がまるごと焼かれてたりとかするの見ますが、同じような風情で、まるごとのうさぎを、さばいていきます。すごい貴重なものを見た気がする。
アタマを落とす。尻を落とす。背肉を骨からはずしていく。
骨を炒めて、にんじんセロリローズマリーにんにく、湯むきして角切りにしたトマトを一緒にいため、フォンドヴォーを入れて煮込み、シノワで漉してバター60gをとかしてソースを作る。
付け合せ①エシャロットを半分にカットしフライパンで焼き色をつけてオーブンで焼く。
付け合せ②ふだん草(ホウレンソウで代用可)の茎を5cmくらいにカットし、バター入りのお湯でゆでる。
付け合せ③生クリーム140ccと卵1個を合わせよく塩コショウする。ゆでたホウレンソウを細かく刻んだものと、4分割して松の実と一緒に炒めたマッシュルームを卵液に合わせ、型に入れオーブンで蒸し煮。(プリンを作るように)220℃7分。
骨からはずしたウサギの背肉は2枚に切り、オリーブオイルでソテー。焼き目がついたら220℃のオーブンで7分。
盛り付けてソースをかけたら完成。
スズキの方は、
小鍋にオリーブオイル100cc、レモン汁レモン半個分、白ワイン酢25cc、りんご酢25cc、はちみつ10g、サフラン1g、ローリエ、軽く潰した粒胡椒2g、塩を入れ、プチトマト4個を入れ火にかけ、マリネにする。煮立てないように注意。
プチトマトは皮が少しはじけたくらいで取り出し、みじん切りにしたパセリを入れてしばらくおく。
姫にんじんと小かぶとズッキーニを細長く(姫にんじんはななめ半分、小かぶは4分割、ズッキーニは拍子木)に切り、歯ごたえが残る硬さにゆでる。
スズキは切り身の状態にし、フライパンで皮目から焼く。焼き過ぎないように。
ソースをシノワでこし、バター30gを溶かす。(←すごい鮮やかな黄色になるの!)
皿に野菜を盛り、スズキを乗せ、ソースをかけたら完成。
見てるととっても簡単そうなのよね。
テーマはフランスの下町のレストランのメニュー、だそうで、その意図は、素材を変えても応用できること、つまり、マルシェ(marche:市場)で手に入る安くて良い素材、それに応じて同じ味付けで作り変えることができるということ。
フレンチレストランででてくるような感じ、きちんとなってるのに、ほんとに簡単そう。
個人的には、食用ウサギをみたときのみんなの反応が気になったかな。
確かにグロテスクだけど、命を"頂く"というのは、他の料理をつくり食べることも同じことなんだけど、そういうことにあんまりリアリティがないんだろうな。
別室では製菓のデモも行われていて、そこで作られたチョコレートケーキを頂いて、帰ってきました。美味かった☆
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